JTB社員が涙の謝罪 遠足バス手配忘れ“偽装手紙”
岐阜県の高校の遠足でバスの手配を忘れたJTBの社員が生徒を装って遠足の中止を求める手紙を学校に届けていた問題で、この社員は、内部調査に泣きながら謝罪したということです。
JTB中部・松本博社長:「深くおわび申し上げます」
JTB中部によりますと、岐阜県の多治見支店の30歳の男性社員は、御嵩町の高校の遠足バス11台の手配を忘れたことが発覚するのを恐れて、生徒を装って、遠足が実施されれば自殺することをほのめかす手紙を書いて学校に届けました。
JTB中部・岩岸邦幸経営企画部長:「自分のミスを隠すために、遠足が無くなればという考えだったと推察しております」
男性社員は27日、JTBの内部調査に泣きながら謝罪したということで、JTBはこの社員を処分する方針です。
テレ朝ニュースより引用
http://news.tv-asahi.co.jp/
この事件を知って初めに感じたことは、「このJTB社員は、職場でどれだけ追い詰められていたのだろうか・・・」ということです。
思慮分別があまりに足りない、愚かな行動であったことに間違いないとは思いますが、そこまでして自分のミスを隠ぺいしたい、そうすること以外に、他に何も見えなくなってしまう職場環境とはいったいどんなものなのかを想像しました。
相当に追い詰められていたのでしょう。
突発的に判断ミスを犯したということではなく、今回の事件以前から正常な精神状態ではなかったような気がします。
JTBと言えば、グループ企業も含めて、極めて深刻な労働基準法違反が多く、改善意識も希薄なことで知られる超ブラック企業として、その名を轟かしています。
一般的な職場環境であれば、「ミスをしました。申し訳ございません」が普通に言えたのかもしれません。
しかし、押しも押されぬ超ブラック企業であるJTBでは、「ミスをしました。申し訳ございません」では済まされないでしょう。
身近にある本当のニュースを多くの人に知らせるという趣旨で運営しているサイト「MyNewsJapan」に寄せられた、ブラック企業・JTBに関するコメントを下記に引用します。
コメント1
私の支店も、もろ体育会系支店です。怒鳴り声と罵声の中、仕事に集中すら出来ず、恐怖感で作業効率も悪化。何故悪循環なのが馬鹿上司には分からないのでしょうね。怒鳴り声はお客様との電話にも拾われ、大恥をかいたり・・・。また明日から仕事か・・・
コメント2
新人教育せずに、なぜできない?と叱り、教えてくださいと言うと、自分で学べと・・・(ノウハウを教えて自分の売り上げ取られたくないみたいな。)基礎なくして育つか?それで答えられずお客様が怒って帰ったら満足して笑ってる。幸せそうに。まっその後新人に怒るんだけど、育って欲しいからとかではなく、今日の鬱憤をぶつけてる感じで。賃金も底辺なら、人間も底辺。
コメント3
早く帰ろうとすると睨まれる風潮、会社第一主義、機能していない労働関係の法規。労働基準法を守ろう、求めようとすると、まるで悪事を働いているかのような扱いを受けます。ひたすら餌を求めて駆け回る犬のような、Fランク社会ですね。
MyNewsJapanより引用
http://www.mynewsjapan.com/
遠足バスの手配ミスを、どんな手段を使ってでも隠したいと考えてしまった背景には、陰湿なパワーハラスメントがあったのだと推測できます。
今回の事件を引き起こしてしまったJTB中部社員に言いたい!
( 」´0`)」オォーイ!
JTBの労働基準法違反・不法行為により、命まで奪われた犠牲者がいます。
あなたは他者の命を奪ってはいないし、ご自分の命も失っていません。
堂々と生きて、いくらでもやり直せます!!