ゼンショーHD78%減益 円安など響く
2014.5.14 17:53
ゼンショーホールディングスが14日発表した2014年3月期連結決算は、売上高が前期比約12%増の4683億円、営業利益45%減の81億円、最終利益78%減の11億円と増収減益だった。
食品スーパー買収などで売り上げ規模を伸ばした一方、円安による牛肉仕入れ価格上昇や、既存店売上高の減少が響いた。
牛丼チェーン「すき家」の人員不足による休業の影響は売上高5億円、営業利益2億円。同日現在も28店が休業しており、6月からは新設する全国7地域会社が人材採用などを担う。
小川賢太郎会長兼社長は「現場との距離を縮め、問題が迅速に解決できる体制を目指す」と会見で述べた。
産経ニュースより引用
http://www.sankei.com/
ゼンショーホールディングスが運営する牛丼チェーン店「すき家」が、アルバイト店員の不足で、現在営業休止を余儀なくされている店舗が28店舗もあるということです。
ゼンショーホールディングスの小川賢太郎会長兼社長は、「日本人はだんだん3K(きつい、きたない、危険)の仕事をやりたがらなくなっている」と嘆き悲しんでいらっしゃるそうです。。。
ほほほーーーっ、いやいや、ぶったまげた!!
オオオオォ……(ノ゚ο゚)ノミ(ノ _ _)ノコケッ!!
日本人の根性の問題だとでも???
小川賢太郎会長兼社長は日本人が怠け者になったことが、アルバイト店員不足の原因だとでもおっしゃりたいのでしょうか?
めいっぱい限界までサービス残業をさせて、残業代も支払わずタダ働きさせるような企業だと分かっていて求人に応募する、暇で奇特な人間が、まだまだ日本のどこかに潜伏しているはずだとお考えなのですか?
インターネットを閲覧すれば、ゼンショーホールディングスは筋金入りのブラック企業だと判断する人間が多いかと存じますが、江戸時代のようにインターネットを閲覧しない人間もいるはずだと信じていらっしゃるのですか?
((= ̄□ ̄=;))ナ、ナント!!
しかも、ゼンショーホールディングスは残業代を支払わないだけでは飽き足らず、売上高を達成しないと給与カットされるというマイナスの成果主義まで導入していたそうです。
プラスの成果主義を導入している企業は数多くありますが、マイナスの成果主義を導入している企業なんて、他に聞いたことがありません。
売上高が達成しないのは、牛丼が不味いからだっつーの!
(´A`)マズー
牛丼の値段を280円から270円に値下げしたそうですが、値下げが可能であると判断した経営的根拠はあるのでしょうか。
値下げ分は、いつものように従業員に負担させれば良い、その分タダで働かせれば良いという企みであれば、そのように気の毒な状態の従業員達が流すであろう汗と涙と鼻水が入り混じった牛丼なんて、ますます食べたくありません。
(゚听)イラネ
さらに、ゼンショーホールディングスは、青年ユニオンに加入したアルバイト従業員達が、未払い残業代の支払いやシフト差別是正などを求めて団体交渉を申し入れたところ、『アルバイト従業員は「業務委託」なので「労働者」ではない!残業代は発生しない』などと言い出して交渉すら拒否しました。
参考
労働法適用なし!労働保険未加入OK!業務委託契約を悪用するブラック企業
散々アルバイトを募集しておきながら、アルバイトではないなんて、全く支離滅裂な会社ですね。
「すき家」の小川賢太郎さん!!!
人手不足を3Kの問題にして誤魔化すのは止めましょう。
見苦しいだけです。
このまま人手不足が原因で倒産しても自業自得、すべての原因はブラック企業として名高い御社の企業姿勢にあるのです!!
(。-`ω´-)キッパリ!!
【ブラック企業 サービス残業の最新記事】